足が速いのには理由があります。その理論と実践。

足が速いのには理由があります。その理論と実践。

こんにちは。のぶです。

わたしは昔から走るのが得意でした。主に短距離ですが、学生時代はよくリレーの選手に選ばれもしました。

特に学校では進んで運動はしていなかったものの、遊びでは積極的に身体を動かしていた方だと記憶しています。

しかし、足が速いのには理由があるのです。

わたしが物心つく以前より親父が狩猟をやっていて、そのために猟犬を飼っていました。

小さい頃、家にいた私よりも大きな犬に対して家族の一員でありながら「怖いなー」と感じていたことをぼんやりと記憶しています。

その犬は「ポインター」という犬種でしたが、私が小学校低学年のころは既に老犬で、狩りのお供にはちょっと厳しくなってきた事もあり、新たに「セッター」の仔犬を迎え、名前を「ベル」と命名しました。

やがてわたしが小学校高学年になるとベルの散歩係りに任命されます。

親父が散歩する時はどこをどう歩いたのかわかりませんが、1時間は帰ってきませんでした。

しかしわたしの場合は、近所をぐるりと周ってはい終了~。てな調子ですからベルとしても不満タラタラです。

ましてや猟犬です。狩りに行けば1日中野山を駆け回る体力があるのです。そんなベルにしてみれば10分程度で終わる私の散歩などで満足するはずがありません。

グイグイと引っ張られて散歩続行することも一度や二度ではありません。

そんな日々を送っているとき、ふと、本気で走ったらどっちが速いのだろう?と思い、当然ですがヒモ(リード)は持ったままで競争をするようになりました。

競争とは言え、わたしがいくら本気を出してもベルからしたら赤子の手をひねるようなものだったのでしょう。

それでも飽きずに毎回引っ張られながらも走っていると、ある時、一瞬ですが、ヒモのテンションが緩むのを感じることが多くなりました。

どういうことかと自分なりに考えた結果、ベル(犬)は私(人間)に比べて足が4本。つまりわたしの倍です。

わたしが2本の足で地面を2回蹴って加速する間に奴は4回も蹴ることが出来るのです。単純に倍速くなるわけではないでしょうが、とにかく速いわけです。

ではどうすれば良いのか。人間の足は2本なので増やすことはできません。それならば蹴る回数を増やすしかないのです。

人間は走るとき、片方づつ地面を蹴って進みます。蹴ってから着地するまでの間は空中に浮いているので加速できません。

つまり、蹴ったらもう片方の足をすみやかに地面に付き、再び蹴り加速する。という理論の走法です。

頭では理解しても実践するのは中々難しく、ひたすら体に覚えさせるしかないのですが、イメージを持つとだいぶ体が動くようになります。

そのイメージとは昔のマンガによくある表現で、走っている人の足がぐるぐると渦巻きになっている感じです。

また、この走法はハードルにも応用できます。ハードルを飛び越える間は加速出来ないので、飛び越えたら速やかに足を着地させるのです。

感覚としてはハードルを飛び越えるのではなく、走る間にハードルがあることを意識すると良いかも知れません。

 

以上がわたしの足が速い理由です。参考になれば幸いです。