日出町の城山にある石鎚神社および奥の院「妙見岩」に行ってみた【のぶさんぽ13】

こんにちは。のぶです。
別府のお隣、日出町に城山(しろやま)という標高351mの山があります。
この城山のどこかに「妙見岩」という巨石群があるとのことで、例によってgoogleマップでおおよその当たりをつけて早速行ってみました。
城山の山頂へと至る道をストリートビューで見て行くと、
このような場所がありました。上の方に木ではない何かが見えるようです。拡大してみましょう。
岩のようですね。恐らくこれが「妙見岩」ではないでしょうか。
地図上だとこの当たりです。早速この場所を目指して行ってみましょう。
妙見岩(仮)を目指して車を走らせていたら、石鎚神社がありました。
ちなみに、このすぐ近くに妙見岩への登山道があること、そして妙見岩にある祠がこの石鎚神社の奥の院であることは、この時はまだ知りませんでした。
扁額には石鎚神社の丸に石の字があります。
社殿は簡素ですっきりしています。
境内にはこのように巨石がゴロゴロしています。
石鎚神社をあとにしてひとまず山頂に向かいます。
山頂には真獄城址の看板。これはかつて大友義鑑(よしあき)が築いた山城跡です。
妙見宮跡(北峯神社 元宮)
荼枳尼天(だきにてん)
別府湾や日出町一帯が見渡せる絶景スポットです。
しかし、周りを見ても妙見岩に行けそうな道はありません。
仕方がないので、山頂に来る道の途中にあった分岐まで戻りましょう。
この分岐を左にあがっていくと、先程の山頂にたどり着きます。
車はここに置いて歩いて右側の道を行ってみましょう。
5分ほど歩くと左側にピンクテープがあります。
場所的には城山の西側の斜面のようです。ここから入れば妙見岩に近づけそうな感じです。
かすかな踏跡、赤テープ、googleマップを頼りにクモの巣と格闘しながら歩くこと30分でそれらしき場所に到達しました。
御神霊縁起
石鎚神社は石土毘古神を祀り御神霊は神像三体を以って和・奇・荒の御魂を顕彰し、仁・智・勇の御徳を発揚し給う
昭和二年七月吉日、伊藤元山より御神霊を拝受し、昭和三年九月吉日、村井友太郎、田原幸六ほか十五名の発起に依り今村喜六氏を石工棟梁として此の地に御神殿を建立し御神霊を安置し奉る。尚、御神殿敷地として三浦久勝、目代籐吉、角野茂氏より此の地所を奉納せらる。
人の背丈ほどある巨石の間からよじ登ってみると、
どーん!
石鎚神社の奥の院が姿を表しました。
屋根の部分には丸に石の字。
神殿に安置されている石像はよく見ると顔が3つあります。
これは、仁・智・勇の御神徳を表す三体の御神像を無理くり1つにまとめたものだろうか。
ちなみに、ここへ来るまでのルートは私が来た道と、もう一つ石鎚神社近くの登山道からのルートがあります。
恐らくそっちの登山道の方が距離は短いと思われますが、
このような断崖絶壁をロープを頼りに登ることになるかと思うので注意が必要です。
それはそうと、せっかく持っていったドローンがGPSと風の影響で飛ばすことができず空撮が出来なかった事と、妙見岩に刻まれたペトログリフを見て写真に収めるのをすっかり忘れていたことが悔やまれるので、再訪することにします。
2018年9月28日に再訪しました。
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